こんにちは、meroです!
「モンテッソーリ教育」と一度は耳にしたことがある人も多いのではないでしょうか?
『モンテッソーリ教育のデメリットとは?知的障害児の教育に開発された?』と題しまして、
「モンテッソーリ教育」とは何なのか?良いことばかりではない?デメリットなどもあるのか調べてみました。
モンテッソーリ教育
「モンテッソーリ教育」とは、ローマの精神病院の医師で、教育家としても活動していたマリア・モンテッソーリ博士が考案した教育法のことをいいます。
医師として働いていたモンテッソーリは、病院にいる子どもたちを観察して、独自の教育法で知的水準を上げることに成功しました。
「モンテッソーリ教育法」とは、「子供には、自分で育てる力が備わっている」という、「自己教育」をもとに考えられたものです。
「モンテッソーリ教育」を受けると、自主性や集中力、柔軟な対応力を育てることができます。
モンテッソーリは、貧困層の健常児を対象とした「子どもの家」という保育施設をローマに立ち上げ、彼らに本来備わっている力が存分に発揮できる環境、そして自由が保障される環境を用意しました。
そこで、自発的に活動を繰り返しながら成長していくという独自の「モンテッソーリ教育法」を完成させました。
モンテッソーリ教育のメリット・デメリット
<メリット>
●自立できる
●積極性が身につく
●集中力が養われる
●情緒が安定する
<デメリット>
○協調性が薄れる
○活発な子には物足りない
○わがままになってしまう
独自の取り組みによって、自立できたり、積極性や集中力がつき、情緒が安定するなどの良いことがとてもある教育法であることがわかりました。
ただ、良いことの反面、協調性が薄れ、活発な子には合わない可能性もあるようです。
あとは、自分のしたいことだけをしようとして、わがままに捉えられる可能性もあるようですね。
本来は、デメリットにあるようなことが起こらないように、「モンテッソーリ教育」の指導者が適切なサポートを行うそうですが、日本では、そのサポートにまだばらつきがあるのが現状だそうです。
なので、サポートのばらつきを補うために、教育者や園に任せきりではなく、家庭でも「モンテッソーリ教育」は活用できるので、マナーやルールを守って生活することをさせましょう。
また、お友達とのやりとりから子どもが共感性を養えるようにサポートすることも大事だそうです。
モンテッソーリ教育は、知的障害時の教育に開発されたもの?
もともと「モンテッソーリ教育」は、知的障害児の教育にと開発されたものだそうです。
その後に貧困層の健常児のための施設「子どもの家」で完成させた独自の教育法が「モンテッソーリ教育」の始まりだと言われています。
そして、「モンテッソーリ教育」は、障害のある子どもの教育だけに限定されないとして今日の「モンテッソーリ教育」に至っています。
「子どもには自分を育てる力が備わっている」という「自己教育力」が大前提にあり、
歩くことを教えなくても歩こうとする、
言葉を教えなくても喋ることを覚えるなど、
環境に積極的に関わり順応し吸収しようとする姿は、子ども自身が自立するため成長していく姿の現れだといえます。
それぞれの子どもの発達段階に合わせて、
「自立していて、有能で、責任感と他人への思いやりがあり、障害学び続ける姿勢をもった人間を育てる」ことが、「モンテッソーリ教育」の目的です。
欧米を中心にいまや世界中に広まって、特にアメリカではブームが起こり3000カ所もの「子どもの家」があると言われています。
まとめ
『モンテッソーリ教育のデメリットとは?知的障害児の教育に開発された?』をお伝えしてきましたが、いかがでしたか?
「モンテッソーリ教育」は、子供自身に備わった自分を育てる力を上手に使えるようにし、自立した、有能な人間を育てる教育法でしたね。
子どもの教育については、親の悩む問題の一つだと思いますが、みなさんは、自分のお子さんをどんな人間に育てたいですか?
私は、自分で自分にとってベストな答えを導き出せる子に育ってほしいと思います。
それが押しつけにならないよう、気をつけながら。
メリット・デメリットの詳しい解説や「モンテッソーリ教育」の体系をもつおもちゃの話もまた別で書きたいと思います。
お楽しみに♪
それでは、ここまでとさせていただきます。
さいごまでお読みいただきありがとうございました。